前日は遅かったので諦めて寝る。めっちゃねられたと思ったらなんと2時。でも熟睡かな?二度寝して3時20分で眠気はないのでこれは行けという掲示である。ただ真っ暗だと動物が恐ろしいので最初はゆっくり。市街地はやはり周辺都市も含めるとかなりでかいというのが印象。網走とかはもちろん北見とかと比べたら数倍の人口があるわけで。沿線沿いの茂辺地や木古内でも高速道路の看板を見たのであるが、函館江差自動車道として木古内まで開通済み。無料なんで道南いさりび鉄道危うしである。木古内から松前まで松前線があったという。市街地の規模は渡島半島北部に比べたら道に沿って長く民家が続く。土地の成約で横の拡がりはないけど。午前4時過ぎたばかりなのに踏切なっておそらく貨物かな、暫く踏切が続いたので後ろから来ている模様。車はほぼこないので機関車が迫っている。暗いのでよく見えないが60キロ程度で抜きつ抜かれつ最後は運転停車があったのか見えなくなった。木古内町、知内町(町営スキー場ありでシュレップリフトのみだがなんと無料!木古内にもある)、福島町、松前町。スキー場は緯度的にはあってもおかしくないので小規模なものはたくさんあるぞ。また道南の自治体は北海道の他の区域に比べると合併が少ないようで比較的隣町とも近い(と行っても地元だったら東京まで行ける距離)。知内町すぎると内陸へルートを変更。途中福島町で峠&トンネルあり。海沿いは山が迫ってきていないのでこれまでのところトンネルはない。福島町は道の駅素通りしてしまったけど、海峡線が走っていて吉岡海底があったり、横綱の里の横綱とは千代の富士のことだった!
昼間だったら記念館見たいところだが、ようやく夜が明け始めたところ!朝日撮影を終えて暫く走ると民家も消えて崖が迫る状況になり、雪洞からのトンネル登場。ただ積丹半島の道ほどトンネル多くはなく、沿岸沿いから離れて走るところもある。北海道最南端の白神岬は有名ではないので駐車エリアがあるのみ。しかしこの崖のエリアを松前線が通っていたのだろうか?流石に岬の先端は回らずトンネルでカットしてたとのこと。廃線跡に道路引き直したのか痕跡すらなかったけど。そろそろ廃線跡をさがすが、橋脚が3つならんでいるところを発見。なんか煙突っぽかったけど、さすがに地面から伸びる煙突はなかろうというわけで橋脚。松前駅はもう住宅地になったらしいのでスルーして、その先に江刺までの未成線部分もある。マンガン輸送のためだったらしいけど、戦後にはいらなくなって早々に放棄。木古内から先の江差線よりは利用客多かったらしいけど、木古内からが江差線だったので江差線のほうが残ったという。江差線は木古内から山間ルートで途中住宅もあまりない。函館からが松前線だったらもうちょっと長生きしただろうか。
さてまだまだ50キロはあるぞ!風力発電が現れ始め、植生も北海道でおなじみの木のない光景に変わる。もともと交通量が少ないものが更に少なくなる。ただ急がなくても海峡日和の開店時間には間に合うのでゆっくりだ。しばらくバスが先を行くが回送かな?対向側にも回送バスが来てた。ココらへんも函館バス。バスが左折して住宅地方面へ行くと再び高台側のバイパス的な道路。快適に走っていたら、お腹が真っ黄色な鳥がフロントガラスに飛び込んできたが危機一髪!さすがに3時おきでは眠気がというわけで珍しい砂浜が見えるところで休憩というか目を閉じる。岩礁地帯が多いこの一体において貴重な広い砂浜。仮眠直後で羊の牧場を見た!牛や馬は腐るほど見てたけど羊は珍しい。道の駅もんじゅは今日寄った中では一番の大きさ!海岸線に沿ってかなりの距離の遊歩道が見えて時間があれば絶好の散歩スポットだなぁ。上ノ国に掛けて神の道とか。建物も新しい。ここまで来ると江差線の線路も近づいてくる(古いナビでみている)。江刺駅は中心地というわけではなく、若干内陸の坂の上。すでに住宅地転用済みだけど、駅名標は線路ともども残してある。すぐに国道229号に合流すると思ったけどナビの案内が暫く道成なので相当北上。当初函館入を夜遅くして留萌から一日で制覇なんてしてたら途中で倒れてたかもしれんというぐらい無茶な計画だったな。んで無事229交差点で制覇完了!
この間通ったばかりの道だが交通量も多いし平日なので油断大敵。ただタイム的には全然早くてフェリーターミナルに8時11分。GoogleMapでは8時半、公式HPでは8時からやっていると書いてあって、GoogleMapのほうが正解であった。ただちょうどレポート書く時間が欲しかったのでよいわ。卵かけごはん定食だったと思うんだけどメニューには見当たらず。結局卵かけごはんを食べたという。ちょうどフェリー到着直後でトラックがバンバン出てきて、信号一回で行けないほど。帰りはシンプルに5号まで行って帰宅。今日はさすがに部屋に入られることはなかったぞ!
この旅で半島を回る海沿いの道を走ってみて思ったのは黄金道路は確かに海は見えるけど崖を避けるためにトンネルの割合が多い、229号の北部(岩内平野まで)はトンネル改良が進んで多いが、海沿い部分も多い。その分水しぶきもかかる。229号の中部(渡島半島以南)はトンネル古いのが目立った。今日な部分は前半海沿いだけど、崖が多くなってくると海沿いではなくちょっと高台を進む。波しぶきはうけないし、海は見えるのでバランスがいい?今日は風が穏やかなのもあって磯風の波しぶきに悩まされることはなかった。えりも岬なんて道路まで水かぶってたし、オロロンラインは白い海水が飛んで窓が汚れたしで海沿い=汚れるのは確か!
函館本線 | 5:44長万部→室蘭 | ワンマンキハ40三両で大沼から一両 |
函館本線 | 7:08室蘭→8:38札幌 | すずらん3号 |
函館本線 | 7:30長万部→9:50札幌 | 北斗1号 |
函館本線 | 13:00旭川→14:25札幌 | ライラック24号 |
函館本線 | 14:38札幌→17:00長万部 | 北斗16号 |