mysqlpump†
- MySQL 5.7から導入されたmysqldumpよりも高機能なツール
- MariaDBには使えない!
Server version is not compatible. Server version should be 5.6.46 or above.
コマンド例†
特定のDBかつ別ホストのDBかつ通信を圧縮する | mysqlpump -u root -p -h 192.168.11.157 --databases cakephp --compress |
mysqldump†
- 指定されたDB/Tableについて、SQLを吐き出すだけ。単純だがSQLなので汎用性がたかいね。
一貫性を保つために†
5.7より前(つまり2019年でも)一貫性を保つためにmysqldumpのオプション指定が必要
オプション一覧†
mysqldump --all-databases --lock-all-tables | 全テーブルロックで一番安全。ダンプ中にアプリケーションから更新処理が走る場合は下の選択肢 |
mysqldump --all-databases --single-transaction | ダンプ中にMyIsamテーブルを更新しない、innoDBスキーマを変更しない |
インポート、エクスポート†
CSVインポート†
- デリミターを指定しない場合はタブ区切りとなる。
- 日本語関係のフィールドをロードする場合はクライアントの文字コードをセットしておいた方が良いかも。
LOAD DATA LOCAL INFILE 'car_import.csv' INTO TABLE テーブル名 FIELDS TERMINATED BY ',';
LOAD DATA LOCAL INFILE 'persondata.txt' INTO TABLE persondata (col1,col2,...);
- autoincrement列を除外する場合はその列を除外すれば自動的に連番がふられる(insert分でも同様)
LOAD DATA LOCAL INFILE 'test.txt' INTO TABLE test (col1);
バックアップ&リカバリー†
エクスポート†
標準出力にでるのでリダイレクトで保存すること。以下のコマンドを追加して、圧縮しつつバックアップを取るとよい。
| gzip > dump.sql.gz
単位 | コマンド | 備考 |
テーブル | mysqldump -u root -p --add-drop-table DB名 テーブル名 | drop tableを入れるオプション付き |
テーブル where条件付き | mysqldump -u root -p --add-drop-table DB名 テーブル名 --where 'is_delete = 0' | drop tableを入れるオプション付き |
データベース | mysqldump -u root -p DB名 | dropテーブルは自動で入るようなので、空じゃないDBに入れるときは既存データなくなる! |
スキーマのみ†
テーブル単位†
- 主キーがかぶらないようにdrop tableして作り直す構文つきで出力
mysqldump -u root -p --add-drop-table DB名 テーブル名 > /var/tmp/rooms.sql
mysql -u root -p DB名 < /var/tmp/rooms.sql
データベース単位†
バックアップ†
- バックアップ対象はデータベースmysqlとし、出力ファイル名はmysql.sqlとする。
mysqldump -u root -p データベース名 > mysql.sql
- 危険を承知でパスワードをコマンドに入れてしまう場合はこちらで
mysqldump -u root --password=パスワード データベース名 > mysql.sql
mysqldump -u root -p データベース名 | gzip > mysql.sql.gz
リカバリー†
- リカバリー対象データベースはcreateしておく。
mysql> create database mysql2;
mysql> exit
mysql -u root -p mysql2 < mysql.sql
zcat mysql.sql.gz | mysql -u root -p データベース名
全部のデータベース†
バックアップ†
mysqldump -u root -x --all-databases > dump.sql
リカバリ†
- 全部のデータベースをインポート(もとあるDBは名前がかぶらなければ残る)
mysql -u root -p < dump.sql
- リカバリーした後はrootでログインして、flush privilegesすること。さもないと移行されたユーザでログインできない。もしくはMySQLの再起動で反映される。
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