基本概念

プロジェクトで必要となるタスクをMavenが定義する各フェーズ(プロジェクト作成、コンパイル、テスト、ドキュメント、パッケージング)で実施できるようにしている。

各フェーズはmavenプラグインで実装されており、初回実行時にダウンロードするためネットワーク接続が必要。

プロジェクト作成mvn archetype:create
クリーンmvn clean
コンパイルmvn compile

インストール

Javaとmvnへのパスが通っていればよし。Eclipseならm2e(昔のm2eclipse)が標準。J2EEパックなら標準インストール済み。

Eclipse上での操作

既存プロジェクトをmavenプロジェクトに変更

右クリックして構成→convert to maven project

新規作成

右クリックして新規作成→Maven→Maven Project

注意点など

特別な設定をしない限り、jarファイルをネット経由で持ってくるので接続が必要。

主要操作など

プロジェクト作成

mvn archetype:create -DgroupId=com.rutake.sample -DartifactId=app -Dversion=0.0.1

コンパイル

mvn compile

テスト

mvn test

パッケージ作成

mvn package

リリース

どのコマンドも初回実行時には関連jarをごっそりダウンロードするので時間はかかる。二回目以降は早い。

eclipseプロジェクト作成

mvn eclipse:eclipse

文字列置換

フィルタリングという。以下のURLを参照せよ

http://www.limy.org/program/java/maven/filtering.html

TIPS

テストをスキップするmvnコマンドに、 -Dmaven.test.skip=true を加える。
メモリの調整環境変数MAVEN_OPTS=-Xmx512mを設定する。デフォルトは256M

トラブルシューティング

内容対策
Missing artifact
jarが古いままバージョンが同じだと新しいのを取得しないので、ローカルのjarを消す

リポジトリの検索

http://mvnrepository.com/

用語など

用語名説明備考
artifactId成果物のこと人工物の意味から来ているらしい
groupIdパッケージ階層とほぼ同じ
プロジェクトサイトmavenにて自動生成できるHTMLページJavaDocやテストカバレッジ
Apache archiva複数のmavenリポジトリをまとめるProxy的役割を果たす
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