-Linuxでは標準装備されているフリーのリモートコントロールツール。ここでは主にLinuxをVNCサーバとした場合のテクニックをまとめた

*install [#g42e84ee]

RedHatやFedoraなどでは標準パッケージが準備されている。

*設定 [#l3a16dec]

*VNCのパスワード設定 [#e0ced538]

# vncserver

するとパスワードを入力する画面になる。


**/etc/sysconfig/vncservers [#df9912b9]

ここに初期状態で起動しておきたいuserとディスプレイナンバーを指定する。


*オペレーション [#j61f8d61]

**起動 [#vb955195]

/etc/init.d/vncserver start


*VNC接続 [#jc1c0961]

デフォルトのままであれば5901ポートで接続できる。また5801ポートではJavaアプレットによる接続が可能。何も設定しないとシンプルなtwmというウィンドウマネージャーである。UNIX系におけるVNCサーバーはXWindowシステムのそのものをVNCプロところに変換しているだけなのでウィンドウマネージャーの選択も自由。なおログアウトをしてしまった場合はVNCServer側で該当セッションを再起動しないと操作不能になる。

*VNCセッション起動と停止 [#ea352122]

 # vncserver :1
 # vncserver -kill :1

*デフォルトのtwmから変更する [#b3e0b0ec]

-~/.vnc/xstartupを編集

 # Uncomment the following two lines for normal desktop:
 # unset SESSION_MANAGER
 # exec /etc/X11/xinit/xinitrc
 
コメントアウトされている2行目と3行目のコメントをはずしVNCセッションをいったん停止して再起動した瞬間から反映される。

*VNCViewerトラブルシューティング [#y7089c49]

**フルスクリーンにしたら戻れない [#fcb6f5c9]

仮想マシン系でもよくやってはまってしまうのがこの手のはまり。VNCViewerのフルスクリーンを解除するにはF8を押すとメニューが出てくるのでそれでチェックをはずせばよい。

**VNCServerとVNCViewer間でクリップボードの共有をするには [#v15cb5f3]

デフォルトのtwmから変更した場合はXのアプリケーションをサーバー側で起動しておく必要がある。Xのターミナルからvncconfigを起動する。
デフォルトのtwmから変更した場合はそのままでは共有ができない。Xのアプリケーションをサーバー側で起動しておく必要がある。Xのターミナルからvncconfigを起動する。

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